近代の浮気
江戸時代以前までは、配偶者以外との性交渉がごく当たり前に行われていました。
今から考えると変わった時代に見えますが、それが普通の世の中では誰も疑問を
感じなかったのです。
近代に入ってからも、戦前までは、農村など一部ではこの風潮が残っていました。
女性が体を許すことが無恥だと考えられるようになったのは、刑法で1880年に姦通罪
が制定されてからのようです。
近代では、男性の浮気に限っては容認する時流が長くありました。
当時は、男性が浮気をしても責められる対象となることはあまりありませんでしたが、
女性が浮気をするのは容認されず、1947年に日本国憲法が施行されるまでは姦通罪と
して罪に問われました。
日本国憲法は男女平等を謳っていたために、結婚している女性のみに適用する姦通罪
が廃止されることになりました。
当時、結婚している男性にも適用するという意見もありましたが、廃止になったのです。
もし、姦通罪が廃止されず、現代の法律で結婚した男女の不貞を禁じていれば、浮気で
悩む人はずっと少なかったでしょう。


