HOME >> 浮気の名言から学ぶ
<レフ・トルストイ>
「愛とは、大勢のなかからたった一人の男なり女なりを選んで、ほかの
ものを決して顧みないことです。 」
これは理想的な愛のかたちと言えるでしょう。
誰もがみな、このようにできれば、浮気などする人もいない平和な世界
になるに違いありません。
しかし、これはあくまで理想の話でしかありません。
もちろん、これを実践している人はいますし、決して少なくないでしょう。
ただ、逆らう人も多くいるのが現実なのです。
ただ一人の人を生涯愛することが難しくても、ただ一人の人を愛そうとする
努力はしなくてはいけないと思います。それが、結婚という形式をもって、
義務になるのです。
人々が、この言葉を真摯に受け止めてくれれば、この世界から、少しは
悲しむ人が減ると思うのですが。
<遠藤周作>
遠藤周作は日本の小説家で、『白い人』で芥川賞を、『沈黙』で
谷崎潤一郎賞を受賞するなど、国内外を問わず多くの賞を受賞し、
高い評価を受けています。
「魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。
だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。
色のあせるとき、本当の愛情が生まれる。」
人は、素敵な異性が現れる度に、そちらへ心が揺れてしまうもので、
その結果、浮気をする人が数多く存在しています。
しかし、この言葉にならって、一人の人を愛し通せたならば、そこに
真の愛が生まれくるのです。
つまり、それ以外の愛は本当の愛ではないわけですから、浮気を
していたとしても、軽い気持ちのことが多いわけです。
その気持ちを許せるか許せないかは人によって変わってくるところ
ですが、少し寛大に考えることができれば、いずれ本当の愛を手に
入れることができるかもしれません。
<アンリ・ド・レニエ>
アンリ・ド・レニエはフランスの詩人であり小説家です。
著書に『過ぎし日のロマネスクな詩』、『翌日』、
『恋のおそれ』などがあります。
「男がもっとも情を込めて愛している女は、
必ずしも一番愛したいと思っている女ではない。」
女性にとっては不愉快な意見かもしれませんが、時として
こういうことも起こりえます。
結婚して妻をもった男性が、一番愛したい、一番愛さなければ
と思っているのが妻であっても、浮気相手といる方が楽しくて
つい愛情を注いでしまうというケースです。
頭では妻を愛そうとしながらも、心と体は別の女性を愛して
しまうというのは、理論的には説明の出来ない部分になって
しまいます。
夫がそういう浮気をしているのならば、離婚をする方が楽に
なれるかもしれませんが、一時的な気持ちのことも多いので
戻ってくるのを待つ方法も考えてみましょう。
<長谷川如是閑>
長谷川如是閑は、日本のジャーナリスト、作家で、文明批評家、評論家でも
あります。
また雑誌『我等』(後に『批判』になる)などで大正デモクラシーを推進した
議論家です。
「男は結婚によって女の賢を知り、女は結婚によって男の愚を知る。」
女性が浮気をしても、上手に隠すことができるため、男性は気付かないことが
多いです。一方、男性が浮気をすると女性は割と簡単にそれを見破ってしまう
でしょう。
女性は男性よりも鋭く、知恵を持っています。男性は大胆なことをする割には
手落ちが多く、すぐにばれてしまうような嘘を平気でついたりします。
女性のしたたかさと、男性の痴鈍さは、結婚後によりリアルなものとして実感
するのです。
<セオドア・へスバーグ>
セオドア・ヘスバーグはアメリカの牧師で、哲学者でもあります。
「父親が子供のためにできる一番大切なことは、子供達の母親を愛することです。」
思わず拍手を送りたくなるような、素敵な言葉だと思いませんか?
逆に、この言葉に感銘を受けず、当たり前のことだと思えるならば、きっと浮気は
心配しなくても良いでしょう。
浮気をしないのは、自分のためであり、妻や夫のためであり、何よりも愛する
子供たちのためなのです。
子供は、親が浮気をしていると知れば、心底悲しみますし、ある程度の歳ならば
情けさも感じるでしょう。恥じることもあるかもしれません。
自分のちょっとした出来心で、愛する家族を傷つけてはいけません。悲しむ人を
つくるばかりです。
浮気心が芽生えたなら、自問してみましょう。
「誰を傷つけるだろう?誰を悲しませるだろう?それと引き替えにするほど価値の
あるものなのだろうか?」と。
<ラドヤード・キップリング>
キップリングはイギリスの作家、児童文学者であり、詩人です。
代表作は『ジャングル・ブック』で、ノーベル文学賞を受賞した経歴もあります。
また、「East is East, West is West(東は東、西は西)」という言葉を遺した
ことでも知られています。
「女の推量は、男の確信よりもずっと確かである。」
まさに、「女の勘」の鋭さを言っているもので、直感的に物事を判断することの
多い女性の勘は、理論的に考える男性のものより優れていることは、心理学的にも
証明されていることです。
その点、男性は鈍く、裏付けもあって間違いないと信じていたことが的外れだったり、
自分の勘を信じて動くと失敗するようなことがあります。
これは生まれもったものなので、仕方がないと諦めて、男性は自分の浮気をどうにか
ひた隠しにし、ばれないように出来る限りの努力をすることしか方法はないのです。
<ラ・ブリュイエール>
ラ・ブリュイエールはフランスのモラリストで、主著には『カラクテール』
があります。
また、フランスの国立学術団体であるアカデミー・フランセーズ会員でした。
「時間は友情を強めるが、恋愛を弱める。」
長く付き合っていくと、飽きが出てきたり、マンネリ化したり、初めのうちは
煌々としていた愛の炎も、次第に光を失ってくるものです。
その炎をまた以前のように輝かせたいと思えば、二人の関係を改善しようという
気持ちになりますが、それを放っておいて新しい炎を焚きつける人がいます。
その方が、簡単にできてしまうからです。
しかし、新しい炎も結局は時間が経てば燻り、また新しいものをと、次々に
相手を変えて浮気を続けると、後に残るのは灰の山ばかりで、何ともうら寂しい
情景になり、自分の行いを悔いることになります。
時間が愛の炎を弱めても、努力次第では初めの頃のように光り輝きますし、それ
以上になる可能性もあります。
時間に責任を押し付けず、一つの炎をいかに輝かせるかを考えましょう。
メンケンはアメリカのジャーナリストで、20世紀初頭に影響力
のあった人物として知られています。
「愛とは、この女が、他の女とは違うという幻想である。」
愛する女性がいて、その女性が他の人とは違って素敵に見えて
いても、長く付き合っていけば色んな部分を知るし、慣れも
出てくるので、”特別感”がなくなってきます。
そして、愛が薄れていくか、他に愛すべき女性を見つけます。
でも、新しい女性も同じことで、それを繰り返すだけなのです。
これが結婚前なら付き合うのも別れるのも自由ですが、結婚と
なるとそうはいきません。
愛して結婚したはいいけど、結局は他の女と一緒だったからと
言って簡単に離婚もできないので、他に愛する女性を見つけて
浮気するのです。
しかし、何人の女性と付き合っても、結婚しても、浮気しても、
結果は一緒。それは「幻想」だからです。
そんな夢物語に入り込まずに、目の前の女性に同じ気持ちを
持ち続けるべきです。
<アルベール・カミュ>
カミュはフランスの作家で、ノーベル文学賞を受賞しています。
代表作となった『異邦人』は不条理小説として知れ渡り、主人公が
殺人をした理由を「太陽のせい」と語っているのが有名です。
「結婚する、まだ多少は愛したりもできる。そして働く。
働いて働いて、そのあげく愛することを忘れてしまうのである。 」
「結婚は人生の墓場だ」なんて言葉を耳にしますが、この言葉には
少し違うニュアンスが含まれているような気がします。
結婚そのもので、愛を完全に失うことはないけれど、仕事に没頭する
うちに、その愛は置き去られてしまうのだと言うのです。
結婚をすると自分だけでなく、家族をも養っていかなければならない。
その思いで必至に働くうちに、家族を愛することを忘れてしまう……
そんな世界を哀れんでいるような、そんな気さえしてきます。
一生懸命に働く夫からの愛情を感じられなくても、それは夫が家族を
思う気持ちから仕事に専念しているためかもしれません。
そんな夫に愛想を尽かしたりせず、「たまにはゆっくり休んでね」と
優しい言葉をかけるくらいの心持が必要かもしれません。
<アンドレ・ジッド>
ジッドはノーベル文学賞を受賞したフランスの作家で、代表作は『狭き門』
です。
生涯での妻は一人で、彼女のことを愛してはいましたが、20年以上も性交渉
を行わずにいたり、同性愛という性癖があり、夫婦生活は破綻していたと
言われます。また、女性の愛人もおり、その愛人との間には子供も儲けて
いるという経歴をもっています。
「結局のところ、同じ生活を営み、お互いに愛し合っている二人の人間が、
どの点までお互いに謎であり、城壁を張りめぐらしていることができようか。」
この言葉はとても単純な内容で、簡単に言ってしまえば、愛し合って一緒に
暮らしている二人には隠し事はできないということです。
浮気をしても、ばれてしまうということですね。
ただし、この言葉は「お互いに愛し合っている二人」の話で、既に愛がない
場合にはどうなるでしょう。
愛がなければ互いに無関心で、謎も城壁もあることさえ気にしないのです。
<アントン・チェーホフ>
「絶望の詩人」と言われたチェーホフはロシアの劇作家であり、
小説家でもあります。
代表作に『かもめ』『桜の園』などがあります。
「あなたがもし、孤独を恐れているならば、結婚は断念したほうがよい。」
結婚したからこそ、一人でいる時の孤独感は強くなります。
そして、その孤独感は結婚前の孤独感よりずっとずっと強くなります。
そんな孤独感が押し寄せてきて、耐えられなくなった時に、浮気をする
ことで、その寂しさを紛らわす人もいるでしょう。
結婚後の孤独感に負ける(=浮気する)ならば結婚を断念した方がいい
というのも、納得できることです。
「結婚生活で一番大切なのは忍耐である。」
結婚生活は楽しいことばかりではありません。
特に女性の場合、結婚に夢をもつことが多く、現実とのギャップにショック
を受けることも少なくないでしょう。
それでも、自分が耐えれば、結婚生活は上手くいくかもしれません。
そういう忍耐力を必要とするのが結婚なのです。
また、夫や妻が浮気をしても、じっと我慢することができなければ、やはり
結婚生活は壊れてしまいます。
結婚生活を長く続けていくには、忍耐は必要不可欠なものでしょう。
<ヴィクトル・ユーゴー>
ユーゴーはフランスの詩人、小説家で、莫大な作品が遺されて
おり、中でも有名なのは小説『レ・ミゼラブル』です。
「愛することとは、ほとんど信じることである。」
信じることができなければ、愛することができないとも言える
でしょう。それ程までに、信じることの意味は大きいのです。
例えば、仲の良い夫婦がいて、夫が浮気をしたかもしれないと
疑った時に、「でも信じよう」と思えば、今まで通り楽しく
暮らせるし、夫を愛していくでしょう。
しかし、「浮気したに違いない」と思い込んでしまったら、
愛する気持ちはなくなり、嫌になっていくでしょう。
但し、現実問題はそんなに簡単なことではくて、信じようと
思ってはいても気になるし、浮気したと決め付けても、多少の
愛情は残るものです。
それでも、信じることであなた自身の傷は深くならずに済み
ますし、浮気をしていなかった場合に相手を傷つけることも
ないはずです。
愛するからこそ不安が出てくるものですが、そこを乗り越えて
相手を信頼できれば、より強い絆が生まれるでしょう。
<ヴォルテール>
ヴォルテールはフランスの哲学者、作家で、代表作は『カンディード』。
「私はあなたが何を言っても賛成しないが、私はあなたがそれを言う
権利を死んでも護るだろう」という言葉が知られています。
「結婚とは、臆病者の前に用意されたたったひとつの冒険である。」
冒険は、楽しい発見があれば、傷つく事態に遭うことも、命の危険に
さらされることもあるかもしれません。嬉しいことや喜びを感じること
があれば、辛い思い、寂しい思いをすることもあるでしょう。
学び、感じて、経験となるのが冒険です。
結婚も同じようなもので、良いこともあればそうでないこともあるし、
小さなことに感動したり、ちょっとしたことで怒ったり。
結婚生活は冒険なのです。
その冒険に物足りなさを感じたり、もっと違う冒険をしたくなって
しまうと、それが浮気という道をつくってしまいます。
冒険は、一人でするより二人でする方が楽しいものですから、夫婦生活
も二人で共に歩んでいくべきです。そうすることで、家庭内での冒険が
楽しくなり、新しい冒険を望まなくなるでしょう。
<オノレ・ド・バルザック>
バルザックはフランスの小説家で、『人間喜劇』の著者です。
華やかな女性遍歴をもちながらも、結婚したのは晩年に一度きり
でした。
彼の残した言葉に
「あらゆる人智の内で、結婚に関する研究が最も遅れている。」
「高い段階においては、男の生活は名誉であり、女の生活は恋愛で
ある。ちょうど男の生活が不断の行動であるように、女は自分の
生活を不断のささげものにすることによってのみ男に匹敵しうる。」
というものもあります。
「女はよき夫を作る天才でなければならない。 」
この言葉は短いながらも、とても重みのある言葉だと思いませんか。
言い換えてみれば、夫の良し悪しは妻で決まる、不出来な夫は妻の
せいだということにもなるでしょう。
女性としては、眉をひそめたくなるようなことかもしれません。
妻がいつまでも美しく、夫に愛情を持っていれば夫婦関係の悪化
は起こりにくいでしょう。その逆であれば、円満な夫婦には
なり得ないと思います。
もちろん、妻の努力だけではどうにもならない問題もあるでしょうが、
大方のことはそれなりの効果が期待できるはずです。
時にはちょっとした狡猾さももちながら、良い夫にするにはどんな
ことをすればいいのか考えてみましょう。
<ジェシカ・タンディ>
ジェシカ・タンディはイギリスの女優で、計三回のトニー賞受賞や、
映画『ドライビング Miss デイジー』でアカデミー主演女優賞を
最年長で受賞するなど、記録にも記憶にも残る人物です。
一度離婚しましたが、二度目の結婚相手とは、おしどり夫婦として
知られていました。
「彼が夕食に遅れるときは、浮気しているか、死んで道端に転がって
いるかのどっちかなのよ。
道端でくたばっているほうがいいといつも思ったわ。」
女性ならではの言葉でしょうか。
愛する人に裏切られるよりは、愛する人を失う方がましだという考え
方です。
実際はもちろん、死んでしまったら本当に悲しいし、いいことのはず
がありません。それでも、愛しているまま、愛されていると感じながら
失うことの方が、浮気されることよりいいというのは分かる気がします。
浮気されるということは、必ずしも双方の愛を失うものではありません
が、間違いなく愛にも心にも傷が残ります。
その傷がつかない状態で別れることができれば、素敵な完璧な思い出に
なって、いつまでも残るわけです。
この言葉を夫、彼氏に言ってみると、効果があるかもしれません。
<ジャン・ジャック・ルソー>
ルソーは著書『社会契約論』などで有名なフランスの
思想家で、フランス革命にも多大な影響を及ぼした
人物です。
「優雅は美貌と違ってすり切れない。
それには生命があり、たえず新しくなる。
したがって三十年の結婚生活の後にも、貞淑な妻に
優雅ささえあれば、彼女は結婚の最初の日のように
夫に気に入られる。」
美貌は外見的なもので、その衰えは時間経過によって
確実なものです。
一方、内面的な美しさである優雅さは、歳を重ねるごと
により美しく、進化していきます。
年をとったからと言って、外見でなく、内面までもが
老いてしまったと思うのではなく、ずっと変わらない、
もしくは更に上をいく優雅さがあれば、妻は夫から
いつまでも愛情を注がれると言っています。
そうすることで、妻は魅力的な女性のままいられ、
夫が浮気に走ることはないかもしれません。
<セネカ>
セネカは古代ローマの政治家、思想家、詩人で、皇帝ネロの
家庭教師を務めたことで有名です。
主要著作は「人生の短さについて」、「メデイア」、「アガメムノン」
などがあります。
「もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければ
ならない。」
愛は与えられるものであると同時に、与えるものでもあります。
ですから、自分が愛そうとしないで、人から愛されたいと思うのは
間違いです。
自分は何もしないで、相手から見返りを求めるのは、愛に限らず横暴
なことです。そんな人は誰からも慕われないでしょう。
ですから、まずあなたが夫や妻、恋人を愛しましょう。そこに愛が
あって、初めて相手から愛してもらう権利があります。そうでなければ、
パートナーが他人を愛していても、仕方がないことだと言えます。
人は誰でも、愛する人には愛されていたいものです。愛しているものから
一切の愛も感じなければ、次第に愛する気持ちも薄れるものです。
逆に、愛されていると感じれば、自らも愛するようになるものです。
パートナーの愛され愛する者が浮気相手にならないように、あなたが
パートナーを愛することから始めてみましょう。
<フョードル・ドストエフスキー>
ドストエフスキーはロシアの小説家、思想家で、ロシア文学を代表
する人物です。
代表作に『罪と罰』『白痴』『未成年』などがあり、他方面の分野
にも広く影響を与えています。
一人目の妻に先立たれた後、24歳年下の女性が二人目の妻になり、
生涯添い遂げています。
「決して一か八かというきわどいところまで進んではいけない。
それが夫婦生活の第一の秘訣である。 」
差し迫るものがあると、人は誰でも余裕を失い、周りが見えなくなる
ものです。そんな状態で出た結論は、あまり信用できません。
浮気を知った時に、「離婚するか、二度と浮気をしないか」などと
追い詰めては、離婚を選択しなかったとしても、それはもう夫婦関係
の破綻に続いてしまうのです。
相手が浮気をしていようとも、多少の寛大さは持ち合わせて、明るい
未来のために話し合いましょう。
<フョードル・ドストエフスキー>
「夫が妻にとって大事なのは、ただ夫が留守のときだけである。 」
妻が夫のことを大事だと思うのは、夫がいない時だけということは、
結局、妻が夫を前にして大事な人だと思う時はないということです。
確かに、夫がいない方が気が楽だし、自由に過ごせるでしょう。
浮気をしている妻ならば、この気持ちはもっともっと強いはずです。
家に帰った時に、妻がつまらなそうにしたり、不服そうな様子だったら、
浮気を疑った方がいいかもしれません。
<マルセル・プルースト>
プルーストはフランスの作家、批評家で、美食家としても有名な
人物です。生涯をかけて書いた代表作『失われた時を求めて』は
20世紀を代表する小説とされています。この作品の主人公と同じく、
彼自身も同性愛者と言われています。
「安定は愛を殺し、不安は愛をかきたてる。」
結婚は愛を失くし、不適切な関係は愛を猛進させる、と言っている
ように感じます。
結婚という安定した状態では、愛があってもなくても、二人の関係
は紛れもなく夫婦ですが、浮気という不安定な状態では愛だけが
二人を繋ぐものになります。
それだけに、家庭ではつまらない時間を過ごし、浮気には情熱を
傾けてしまう人がいるのでしょう。
「離婚するなんて言わないだろう」と思っていればこそ、自由に
しているのですから、「離婚されるかもしれない」という危機感を
与えれば、愛をこちらへ向けてくれるかもしれません。
<ラ・ロシュフコー>
ラ・ロシュフコーはフランスの貴族で、モラリスト文学者です。
主著は『考察あるいは教訓的格言・箴言』(『箴言集』)で、
非常に多くの言葉を残しています。
「人は愛しているかぎり許す」
人にとっては、切なく感じる言葉かもしれません。
どんなに辛い目にあっても、その人を愛していれば、どんなこと
でも許してしまうのが人間です。
浮気をされても、それによって辛い悲しい思いをしても、愛する
気持ちがあれば、最終的には許すことになるでしょう。
人は、愛する人を必要とするからです。
しかし、浮気されたことによって愛が冷めてしまえば、そんなこと
もなくなって、離婚という結論になることもあります。
くれぐれも「愛されているかぎり許される」と思って軽はずみな
行動をとらないように注意しましょう。
<レフ・トルストイ>
トルストイはロシアの小説家で、代表作に『アンナ・カレーニナ』、
『戦争と平和』などがあります。
社会からは慕われる存在でしたが、家庭では暴君のようであり、夫人
との仲は険悪だったと言われています。
しかし「確実に幸福な人となるただ1つの道は人を愛することだ。 」
など、愛に関する言葉を多く残している人物です。
「正しい結婚生活を送るのは良い。しかしそれよりもさらに良いのは、
ぜんぜん結婚をしないことだ。そういうことのできる人はまれにしか
いない。が、そういうことのできる人は実に幸せだ。 」
この言葉は、正しい結婚生活よりも、結婚しないことの方が幸せだと
言っています。
結婚をすれば、それなりに代償も苦労もあるからでしょう。男性的な
考え方で見れば、確かにそうかもしれません。
結婚をしなければ自由な人生を送れるし、複数の異性と同時に付き合った
としても、結婚している人ほどは大問題にはなりません。
結婚をしていなければ、ある程度は自由に浮気ができるのですから、
それを良いと思う人なら、これは最もな意見でしょう。
しかし、結婚生活には何物にも変えがたい喜びや楽しさも沢山あります。
両方を天秤にかけて、どちらが自分にとって幸せな人生かを見極めてから
今後の未来を選ぶのが良い方法かもしれません。